住友ゴム工業は5月30日と31日の2日間、都内にある丸の内ビル(東京千代田区)において、初の事業横断型フェス「ALL DUNLOP FES(オール・ダンロップ・フェス)」を開催した。ALL DUNLOP FESは、住友ゴム工業の主力ブランド「DUNLOP」を使用しているタイヤ、スポーツ用品、産業品の「ダンロップブランド」の製品を通じ、参加者がダンロップブランドに共鳴することを目的に実施した。
同イベントでは、丸ビルの1階マルキューブと3階回廊を使って実施した。3階回廊では、ダンロップブランドのゴルフ用品やテニス用品、eスポーツ、車いす用スロープや産業用ゴム手袋などの商品展示、そしてダンロップの歴史のパネル展示を行った。
また、「フェス」と名がつくように、1階マルキューブにおいては、屋内ゴルフシミュレータのSDRを使ったワンオンチャレンジ、テニスのショットが体験できる体験型コンテンツを用意した。さらに、ダンロップの最新タイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を使って、タイヤの空気圧点検の重要性を体感できる「ぜひやってみよう!タイヤチェック」を実施するなど、充実したコンテンツ内容で来場者を楽しませた。「イベント2日間でコンテンツに参加、体験した人数は約3800名強にのぼった」(同社)。
開催初日5月30日の夕方に行われた「ぜひやってみよう!タイヤチェック」には、同社の山本悟社長が駆けつけ、来場者に挨拶した。山本社長は「オール・ダンロップ・フェスは、タイヤやゴルフ、テニス、生活用品などさまざまなダンロップの世界が体験できるイベントになっている」とフェスを紹介した。
続いて山本社長は「ここにある1本のタイヤ、シンクロウェザーは私にとって魔法のようなタイヤ。雨が降ると走りながら雨に強いゴムになる。また、雪が降ると今度は温度を感知して走りながらゴムが柔らかくなり、氷の上や雪の上にグリップする優れもの。こうした特徴を持つタイヤも一番大切なことはタイヤの空気圧だ。タイヤはクルマの大切な部品であり、ハガキ4枚分の面積で路面と接している。タイヤはクルマの荷重を支えて、動力を路面に伝える重要な役割を担っているが、大切なのはタイヤの空気圧。空気圧が適正でないと安全にも影響を及ぼす」と話し、「ここにおられる皆さまもタイヤの空気圧を日々適正に点検し、安全かつ快適なドライビングライフを実現してほしい」と力を込めた。