豊田合成は6月3日、環境保全に関する課題や取り組み事例などを社内で共有する「環境展示会」を6月2日から開催していると発表した。
同社は、従業員一人ひとりが環境問題に関心を持ち自分事として行動できる風土づくりが重要であるとの認識の下、同月の環境月間に合わせ、展示会を2016年から毎年行っている。
今回の展示会では、昨今の世界の環境変化を鑑み、従来のカーボンニュートラル(CN)に加え、重要性が高まるサーキュラーエコノミー(CE)やネイチャーポジティブ(NP)の3分野のグローバルな動向と同社の活動について動画や模型、漫画形式で分かりやすく紹介している。
開催期間は2025年6月2日~6月30日、開催場所は、同社研修施設サンコートEAST 2F「環境考動館」(愛知県稲沢市)となる。
主な内容は、世界の環境動向と対策では、環境問題の現状、CN・CE・NPの達成に向けた世界と日本の対応など、同社の取り組みでは、CN・CE・NPの達成に向けた同社の中長期目標となる。具体的な取り組み事例は、省エネの推進、電力の再生可能エネルギーへの切り替え(CN)、リサイクル材やバイオ材の開発と活用拡大、廃棄物の削減(CE)、里山づくりなどの保全活動、水使用量の削減(NP)などとなる。
2025年06月05日