ニッタは6月2日、自動工具交換装置「NITTAOMEGA typeS50ーS」と「NITTAOMEGA typeM100ーS」を同日より販売開始すると発表した。
産業ロボットの動作高速化に伴い、自動工具交換装置においては薄型・軽量化が求められている。このような市場ニーズに応えるべく、薄型・軽量で好評を得ているtypeシリーズに、小型可搬タイプ「NITTAOMEGA typeS50ーS」と中型可搬タイプ「NITTAOMEGA typeM100ーS」を新たに開発し、販売を開始した。
製品の特長は、取り付けプレート不要で薄型化している点、従来品と比較し、可搬重量、許容負荷モーメント・トルクを向上している点、状態確認センサを標準搭載している点となる。
製品の用途は、プレス/成型品の取出し時のツールの交換、各種マテハンの交換など。
「NITTA OMEGA typeS50ーS」は、25~50kg可搬対応、外径寸法Φ120mm(連結時厚み60mm)、重量ロボット側1・2kg、ツール側0・7kgとなる。
「NITTA OMEGA typeM100ーS」は、50~100kg可搬対応、外径寸法Φ150mm(連結時厚み66mm)、重量ロボット側2・2kgツール側1・5kg、受注開始は2025年6月2日よりとなる。
今回の「NITTA OMEGA typeS50ーS」と「NITTAOMEGA typeM100ーS」の製品化により、薄型・軽量の新シリーズ「typeシリーズ」がラインアップ化した。
オプションで追加・搭載するモジュールも共通化し、多数を取り揃えている。
2025年06月04日