東ソーが新たに制定 サステナビリティ基本方針

2025年05月22日

ゴムタイムス社

 東ソーは5月20日、「東ソーグループサステナビリティ基本方針」を制定したことを発表した。

 同社は、「私たちの東ソーは、化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する。」という企業理念のもと、事業を通じた社会価値の創出や社会課題解決に取り組んできた。2025年2月に創業90周年を迎えるにあたり、同社グループが目指す持続可能な社会と、その社会における存在意義(パーパス)を定義し、同社グループとしてのサステナビリティ基本方針を策定した。
 本方針の制定により、サステナビリティ経営推進の姿勢を社内外により分かり易く発信し、持続可能な社会の実現に向けた活動を一段と推進していく。

 同社グループは、「地球とヒトがいつまでも幸せで快適に暮らせる社会」の実現にむけて、「地球とヒトの快適な暮らしのパートナー」としての存在意義を発揮していくことで、社会課題の解決により持続的な成長を目指す。
 そのために、化学の革新を通じて、また、その価値創出を実現できる組織へ進化しながら、盤石な経営基盤の構築と責任ある経営を推進していく。

 地球環境の保全と持続可能な社会の実現に向け、気候変動対応をはじめ、事業活動が地球環境に及ぼす環境負荷の最小化にバリューチェーン全体で継続的に取り組むことで、地球とヒトがいつまでも幸せで快適に暮らせる社会を実現する。

 事業を通じた社会課題解決と持続可能な企業成長のため、化学を基盤とした独自の技術を深め、世界の事業パートナーとの協創を通じて社会課題を解決し、人々の幸福に貢献する革新的で信頼性のある製品・サービスの提供により東ソーグループの持続的な成長を目指す。

 自由闊達な企業風土の継承・発展を進めるため、従業員の挑戦を応援し、働きがいがあり活力にあふれる企業風土と、風通しが良く人権及び多様性を尊重した職場環境を実現する。

 安全・安定操業の確保のため、事業活動にかかわる人々の安全・健康と安定操業が、経営の大前提であることを認識し、安全文化の醸成と安全基盤の強化に真摯に取り組む。

 誠実な企業活動の追求として、コンプライアンスを徹底し、対話と協働を基本とする誠実で透明性の高い企業活動を通じて、ステークホルダーから信頼されるグローバルな企業グループを実現す。

 引き続きグループ一丸となって、幅広い事業活動を通じて社会へ貢献し、企業価値の向上を目指していくとしている。

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