横浜ゴムは5月20日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が同月、「フェローシップ・プログラム」により教員不足の解決に取り組む「Teach For Japan」へ活動支援金を寄付したと発表した。
同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。
「フェローシップ・プログラム」は教員免許の有無に関わらず、教育をより良くしたいと考える多様な人材を選考し、研修を行った後、連携する自治体が発行する臨時免許状や特別免許状を活用して、学校現場に教師(フェロー)として2年間送り出す制度。今回の支援金はこれからの時代を見据えた教師としての資質・能力を育むための研修費用に活用される。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。同社はマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。
2025年05月21日