日本ゴムホース工業会は5月16日、ホテルニューオータニ本館(東京都千代田区)で令和7年度通常総会・懇親会を開催した。
通常総会では、各専門委員会(調査統計専門委員会、技術専門委員会)の業務報告、令和6年度事業報告と収支決算報告、令和7年度役員選任と専門委員会委員長委嘱、事業運営方針、収支予算および会費賦課徴収などを審議し、原案通り承認した。
懇親会は、日本ゴムホース工業会の赤塚六弘常務理事による司会でスタートした。懇親会の冒頭であいさつに立った日本ゴムホース工業会の森重道会長(横浜ゴム)は「今年もすでに折り返し地点近くになっているが、とにもかくにもトランプ大統領の関税。こちらが本当に皆さまの事業活動に影響を与えていると思う。ただ、これもいろいろな事業活動をされているなかではありえること。これまでもいろいろな苦難を乗り越えてこられたと思う。当然、苦難のすき間にはチャンスもあるので、皆さまチャンスを見つけて事業の発展をされていくことと思う」と述べた。
続いて来賓を代表して東部ゴム工業用製品卸商業組合の高畠光敏ベルトホース部会長(丸高興業社長)が挨拶を行った。
高畠部会長は「今年度は通常の部会活動以外にも、ご協力を賜りながら新たなイベントとして勉強会を増やし、業界の発展を盛り上げていきたい。それには日本ゴムホース工業会様を含めた皆さまのお力が欠かせないと思う。何卒ご支援を賜りますようお願いします」と話した後、乾杯の発声を行い、出席者は懇談に移った。
中締めは日本ゴムホース工業会の十川敏夫副会長(十川ゴム)が三本締めを行い、散会した。
〇令和7年度役員体制。会長森重道。副会長澤井照嘉(メイジフローシステム)、十川敬夫。常務理事赤塚六弘、理事後藤慎吾(住友理工)、⻆野貴彦(大同ゴム)、橘康雄(東北ゴム)、西井英正(弘進ゴム)、西北行伸(ブリヂストン)、林英男(クラレプラスチックス)、宮森康行(王子ゴム化成)◇監事戸上浩(鬼怒川ゴム工業)、中村浩士(櫻護謨)。