帝人フロンティアの不織布が採用 イトーキのタスクチェアに

2025年05月14日

ゴムタイムス社

 帝人フロンティアは5月13日、同社のたて型不織布「ファイバークッションブイエル」が、イトーキの新型タスクチェア「アクトツー」の座面クッション材「レスピテック」に採用されたと発表した。
 このたびの採用は、「ファイバークッションブイエル」がクッション性や高通気性などの機能を有する点と、使用するポリエステル素材の60%以上にリサイクル原料を用いている点や、再びリサイクル可能な点が評価されてのこと。
 この「アクトツー」は、6月4日から法人向けの受注を開始し、イトーキオンラインショップや各種ECサイトでも販売を開始する。
 「アクトツー」は、タスクチェア「Actチェア」の進化モデルとして、ほっと息をつくような座り心地や、人の姿勢や動きに追従するサポート性にこだわって設計されている。クッション性や通気性に優れた「ファイバークッションブイエル」を座面クッション材に使用することで、ウレタン素材の課題であった「ムレやヘタリ」を解消し、長時間の着座でも蒸れにくく、しなやかに体圧を分散させることで快適な座り心地が続く。
 本年5月に販売を開始した「ファイバークッションブイエル」は、今般の採用を契機にさらに幅広い用途への展開を図っていく。

アクトツー

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