中部ゴム工業用ゴム製品卸商業組合は5月20日、名古屋東急ホテルで第46回通常総会を開催し、64人(本人38人、委任状26人)が出席した。
冒頭、挨拶に立った加藤巳千彦理事長(カテックス)は「恒久的な人手不足、物価高で個人消費が伸び悩むなど我々を取り巻く環境は厳しいものがある」と業界の現況を説明した後、「米国との輸出において自動車、自動車部品には追加関税25%が追加される。特に中部地域は自動車産業に携わる企業が多く、関税の影響を見極めるのが難しい状況だ。先行き不透明な経済状況だが、組合としても様々な情報を皆様に提供していきたいと考えている。今期は他団体とも協業しながら講習会も開催していく。今後も忌憚のない意見をお聞かせ頂きたい」と挨拶を締めくくった。
加藤理事長の挨拶終了後、議案審議に移り、第1号議案(令和6年度事業報告)、第2号議案(令和6年度決算関係書類承認)、第3号議案(令和7年度事業計画案)、第4号議案(令和7年度収支予算並びに経費の賦課徴収方法案)について審議し、いずれも原案通り承認した。
なお、組合員数は組合員が86社(増加1社、減少3社減)、賛助会員数は29社(1社減少)となった。
また、中部ゴム商組通常総会の前に愛三岐支部の第44回通常総会も開催された。 第1号
2025年05月23日