ダンロップホームプロダクツ(大阪市中央区、政岡憲社長)の24年12月期は、家庭用手袋は前年並みで着地した。物価高騰により店頭での買い控えが24年も継続したが、食品工場を中心にリユーザブルのニトリルタイプの販売数量が増加し、家庭用手袋をカバーした。
また、使い捨てタイプの需要は回復傾向で推移するも、安価品との価格競争激化を受けて販売数量は前年を下回った。作業用手袋は24年12月期も厳しい状況が続いた。
25年12月期に家庭用で注力する手袋は、24年10月発売の天然ゴム香り付き手袋「Harum」(ハルム)を挙げる。ハルムは、家庭用天然ゴムタイプとしてやわらかくフィット感のある
2025年05月20日