ゴムタイムス社は6月26日、「リチウムイオン電池・バインダーの設計および評価と役割を学ぶ」をテーマにWEB限定セミナーを開催します。
バインダーはリチウムイオン電池の特性を決定する重要な電極構成要素の一つであり、その役割は実に様々である。電極活物質を集電箔に結着する役割はもちろんであるが、その前段階にある電極スラリーの調製や塗工においても分散性や塗工性の確保という重要な役割を担っている。本講演では、現在主流のバインダーを用いた例を紹介しながら、リチウムイオン電池の作製工程や充放電においてバインダーがどのような役割を担うかを詳しく解説する。また、次世代の全固体電池ではバインダーが用いられるのか、用いられるのであればどのような特性が必要とされるのかについても言及する。
〇セミナー開催日時 25年6月26日12時30分~16時30分。
〇講師 棟方裕一 (東京都立大学都市環境科学研究科環境応用化学域助教)。略歴 平成16年大阪大学大学院工学研究科物質化学専攻博士課程修了博士(工学)。平成16年独立行政法人科学技術振興機構博士研究員。平成20年首都大学東京都市環境学部特任助教。首都大学東京大学院都市環境科学研究科助教。
〇受講料は4万5000円/1人(税別)。申し込みはゴムタイムスWEBから。
〇当日のプログラム ①電池の基礎(電池の構成など)②電極スラリーの調製の作製(導電助剤、バインダーの選定など)③電極の作製と評価(乾燥とプレスなど)④電池の作製と評価(有機電解液の注液など)⑤バインダーによる充放電特性の向上(単粒子測定とはなど)⑥固体系電池におけるバインダーの役割(全固体電池とはなど)
2025年05月26日