カネカは4月25日、兵庫県芦屋市と地域脱炭素の実現に向けた啓発活動を協働で推進するため、芦屋市内にある同社研修施設「カネカ未来創造館」で、2025年度における芦屋市の体験型ふるさと納税として「親子で体験する環境学習(カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet自由研究キット付き)」を7月より提供することを発表した。
この度提供する環境学習は、環境問題に対する意識向上を目的とした啓発活動の一環として、同社が有する環境ソリューション素材を用いて、未来を担う子供たちに保護者の方と一緒に環境問題について考える機会を提供するもの。100%バイオマス由来で、海水中でも生分解されるGreen Planetを活用した環境教育プログラムをはじめ、同社が手掛ける有機循環型酪農、カネカのお家、ソーラーサーキットなどをテーマに環境学習が体験できる。また、夏休みの自由研究にも最適なGreen Planetの自由研究キット、学研まんが「SDGsのひみつ⑭ 海の豊かさを守ろう」を参加者に進呈する。
本書はSDGs14の目標に関し、未来を担う子どもたちにSDGs貢献の重要性を伝えるとともに、Green Planetの開発や取り組みを紹介することで、海洋資源の保全と持続可能な利用について理解を深めてもらうことを目的に制作した。
芦屋市は、令和3年6月に「芦屋市ゼロカーボンシティ」を表明しており、楽しみながら環境について考えてもらうための学び場となることを期待している。
同社は、「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks 『Wellness First』.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供している。今後もGreen Planet製品やZEH住宅、BIPVの導入など、環境・エネルギーの分野において、脱炭素推進施策に取り組んでいくとしている。