NOKがアスリート社員採用 競泳バタフライの森本選手

2025年04月02日

ゴムタイムス社

 NOKは4月1日、競泳(バタフライ)の森本哲平(もりもとてっぺい)選手をアスリート社員として採用し、同日付で入社したと発表した。
 森本選手は、強みであるドルフィンキックと後半の粘りを武器にジュニア時代から活躍している。2021年には高校日本新記録を樹立し、世界選手権(25m)を含む国内外の主要大会で多数の入賞実績を持つ。
 同社は、森本選手の競技力に加え、高校時代に日本新記録を打ち立てた挑戦心や、国内外の大会で積み重ねた経験と実績を評価し、今後もグローバルに活躍することを期待して採用に至った。
 森本哲平選手は、2002年4月7日生まれ(22歳)。大阪府大阪市出身。5歳から水泳を始める。近畿大学付属高等学校3年時である2021年には、短水路における100mバタフライ、200mバタフライの高校日本新記録を樹立。近畿大学(大阪府)に進学後も、2022年世界選手権(25m)での6位入賞、2023年日本選手権水泳競技大会での準優勝など、国内外の主要大会で優秀な成績を収めた。
 日本オリンピック委員会が運営する現役アスリートへの就職支援制度「アスナビ」を通じ、同社の充実したサポート体制と、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支える企業姿勢に共感。その一員になることで自身もその一助になりたいという思いから入社を決意する。
 森本選手は、「このたび、アスリート社員としてNOKに入社することになった、森本哲平です。社会人として競技を続けることのできる環境を整えていただいたことに心から感謝している。今後はNOKの社員であるという自覚と誇りを持ち、目標である世界大会200mパタフライでのメダル獲得に向かってより一層努力をしていく。競技で結果を出すことで、勇気と活力を与えられる存在になれればと考えているので、応援してほしい。」とコメントしている。
 同社は、人々に夢や感動を与えるスポーツを通じた社会貢献を目指し、2019年より日本で活躍しているトップアスリートを「アスリート社員」として採用している。アスリート社員は、競技活動を中心としながらも、同社の一社員としてアスリートならではの健康増進イベントや社会貢献活動などの企画や実施に携わり、社内コミュニケーションの活性化にも寄与する存在となる。現在活躍中の大塚俊貴選手(競泳・バタフライ、2024年入社)に森本選手が加わり、現役のアスリート社員は2名になる。

森本哲平選手

森本哲平選手

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