ブリヂストンが2025年分を発表 モータースポーツ活動計画

2025年03月10日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月7日、2025年のモータースポーツ活動計画を決定したと発表した。本年も、4輪レースでは「POTENZA」ブランド、2輪レースでは「BATTLAX」ブランドのタイヤを中心に、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで国内外の様々なモータースポーツをサポートし、モータースポーツ文化の発展に貢献する。
 トップカテゴリーレースでは、「Bridgestone」ブランドにおいて、国内4輪レースの「SUPER GT」や2輪の「全日本ロードレース選手権」、海外では世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM世界耐久選手権(EWC)」などにタイヤを供給する。また、「Firestone」ブランドでは、INDY500を含む米国の伝統あるモータースポーツシリーズである「NTT INDYCAR SERIES」の単独タイヤサプライヤーとして、ワンメイクでレースを支える。
 アマチュアドライバーも参戦できるカテゴリーでは、「スーパー耐久シリーズ」において、引き続きオフィシャルタイヤサプライヤーとしてタイヤを供給しレースをサポートする。
 また、市販タイヤを活用した「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」や「マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー」「全日本ジムカーナ選手権」、入門者向けラリー競技「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」などにもタイヤを供給する。
 初めてサーキットを走る初心者の方には参加型走行イベント「POTENZA Circuit Challenge(PCC)」を継続し、モータースポーツファンの裾野をさらに広げていく。
 加えて、「新たなプレミアム」である商品設計基盤技術ENLITEN搭載タイヤを中心に、サステナブルなモータースポーツ活動をサポートすることで、カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現も支えていく。同社が2013年からタイトルスポンサーを務め、オーストラリアで開催される世界有数のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」では、「ENLITEN」を搭載し、再生資源・再生可能資源比率をさらに向上したタイヤを提供する。また一般ドライバーがEV・FCVといったゼロエミッション車のみで参加し電費効率を競うラリー競技「Bridgestone FIA ecoRally Cup」も、引き続きタイトルスポンサーとしてサポートする。
 さらに本年より新たに女性レーシングドライバー限定のレースシリーズ「KYOJO CUP」のオフィシャルタイヤサプライヤーとしてレースをサポートし、モータースポーツ文化の多様性の実現に向け貢献していく。

2025年のモータースポーツ活動計画

2025年のモータースポーツ活動計画

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