葛飾ゴム工業会は2月28日、テクノプラザかつしか大ホールで第40回通常総会ならびに葛飾ゴム工業会設立40周年記念式典を開催した。23名(委任状12名)が出席して行われた通常総会で、牧野秀徳会長(太陽ゴム工業)は「葛飾ゴム工業会は、区内の地場産業の一つとして、昭和60年8月23日に88社の会員で設立された。ここまで活動を続けられたのも第一線で活躍された諸先輩方や現役で頑張っておられる皆さまのたゆまぬ挑戦のおかげだと思っている」と述べ、心からの敬意と感謝を示した。
牧野会長は「我々はさまざま問題を抱えている。それは環境問題であったり、デジタル技術への活用、グローバル市場への対応であったりする。40年かけて培ってきた信頼と技術力があればこの問題は必ず乗り越えられる。当工業会はこれからも業界の発展を支え、次の世代へバトンをつなげられるよう活動を行いたい」と挨拶を終えた。
通常総会終了後、葛飾ゴム工業会設立40周年記念式典が行われた。牧野会長の挨拶に続いて、同工業会の杉野行雄顧問(杉野ゴム化学工業所)が歴代会長として挨拶を行った後、鏡開きが行われた。
乾杯の挨拶は、内山実氏(内山ゴム製作所)が行い、祝宴が幕を開けた。記念式典では、区内初のクラフトビール醸造所「きちブルーイング」が乾杯の挨拶のお酒として出席者にふるまわれたほか、アトラクションとして士武(SHINOBU)のマジックショーが行われ、式典を盛り上げた。中締めは同工業会5代目の会長を務めた武者英之顧問(三共物産)が行った。
2025年03月02日