カネカは2月10日、Gakkenと同社生分解性バイオポリマーGreen Planetを題材に、小学生向け学習まんが「SDGsのひみつ⑭ 海の豊かさを守ろう」を共同で制作したことを発表した。
Gakkenを通じて、全国約2万の小学校(特別支援学校含む)、約3200の公立図書館、約800の児童館などに合計2万4千部寄贈する。
Green Planetは、石油資源に依存せず、環境にやさしいソリューションを提供したいという思いを原点に同社が開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー。土壌中のみならず海水中でも容易にCO2と水に生分解される特長を持っているため、プラスチックによる海洋汚染問題の解決に貢献することが可能。
本書はSDGs14の目標に関し、未来を担う子どもたちにSDGs貢献の重要性を伝えるとともに、Green Planetの開発や取り組みを紹介することで、海洋資源の保全と持続可能な利用について理解を深めてもらうことを目的に制作した。
同社では、プラスチック汚染の環境問題解決に貢献するGreen Planetを題材とした、独自の環境教育プログラムの提供を行っている。今後もGreen Planetを通じて、プラスチックによる海洋汚染問題や、二酸化炭素削減など、様々な環境問題の解決に取り組むとともに、教育という観点からも児童が環境問題に対して意識を高め、サステナブルな生活を主体的に送るきっかけを生み出していくとしている。