住友理工の口腔モニターが活用 ロッテ実施の咬合力測定会で

2025年02月06日

ゴムタイムス社

 住友理工は2月3日、ロッテが1月23日に実施した咬合力測定会において、同社製品の口腔機能モニター:Oramoーbfが活用されたことを発表した。

 ロッテでは、2019年よりアスリートのパフォーマンス向上のため、スポーツにおける「噛むこと」の重要性を伝える口腔機能セミナーを実施しており、今回同セミナーに併せてアスリートの咬合力測定会を実施した。咬合力測定では、Oramoーbfに連動したアプリケーションによって可視化された咬合力をもとに、左右での噛むバランスが偏っていないか等を確認した。

 Oramoーbfは、2022年7月に販売を開始し、現在、大学などの研究機関から歯科診療所まで幅広く使用されている。本製品は、患者の口腔内にセンサーを挿入し、咬むだけで咬合力を簡単に短時間で測定することが可能。使いやすさを考慮したコンパクトな設計で、訪問診療にも活用されている。

 同社グループでは、2029Vで描いたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現すべく、新たな事業共創に向けて積極的に取り組んでいる。今後も、自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な未来社会に向けて、コアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を起点に、会社の枠を超えた連携によって価値共創を推進し、健康で長寿な社会の実現に貢献していくとしている。

Oramoーbf

Oramoーbf

 

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