日本は減販影響で減収減益 豊田合成の4~12月期

2025年02月03日

ゴムタイムス社

 豊田合成の25年3月期第3四半期決算は、売上収益が7869億5400万円で前年同期比2・1%減、営業利益が470億7900万円で同15・8%減、税引前利益が493億600万円で同15・5%減、四半期利益が322億6700万円で同21・8%減となった。
 セグメント別では、日本の売上収益は3253億円で同3・1%減、セグメント利益は96億円で同28・2%減となった。顧客の生産台数減少などにより減収、減販影響や固定費の増加などにより減益となった。
 米州の売上収益は2972億円で3・1%増、セグメント利益は207億円で同8・7%減となった。顧客の生産台数減少、減販影響や昇給影響等により増収減益となった。
 中国の売上収益は745億円で同19・6%減、セグメント利益は10億円で同78・5%減となった。顧客の生産台数減少や減販影響等により減収減益となった。
 アジアの売上収益は1022億円で同1・8%減、セグメント利益は102億円で同5・7%減となった。顧客の生産台数減少、減販影響等により減収減益となった。
 インドの売上収益は311億円で同23・8%増、セグメント利益は30億円で同37・8%増となった。顧客の生産台数増加等により増収、増販効果や合理化努力等により増益となった。
 欧州・アフリカの売上収益は243億円で同6・1%減、セグメント利益は20億円で同11・4%増となった。顧客の生産台数減少はあったものの、合理化努力等により減収増益となった。
 25年3月期通期の連結業績予想は前回発表を修正した。それによると、売上収益1兆700億円(前回発表予想1兆500億円、増減率1・9%増)、営業利益580億円(同530億円、同9・4%増)、税引前利益が600億円(同550億円、同9・1%増)、当期利益400億円(同370億円、同8・1増)を見込んでいる。

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