住友理工の25年3月期第3四半期連結決算(IFRS基準)は、売上高が4712億7100万円で前年同期比3・1%増、事業利益が327億2200万円で同28・8%増、営業利益が331億1900万円で同35・4%増、四半期利益が243億4200万円で同52・7%増となった。
事業セグメント別では自動車用品の売上高は4265億1600万円で同2・7%増、事業利益は287億900万円で同22・2%増、一般産業用品の売上高は447億5400万円で同6・9%増、事業利益は40億1300万円で同108・4%増となった。
所在地別では日本は1848億円で同3・9%増、事業利益は103億円で同22・0%増、米州の売上高は1477億円で同12・9%増、事業利益は97億円で前年同期の3・1倍、アジアの売上高は1436億円で同5・9%減、事業利益は147億円で同4・7%減、欧州その他の売上高は504億円で同0・5%減、事業損失は20億円(前年同期は17億円の損失)となった。
25年3月期通期連結業績は前回公表から修正した。円安の進行により海外子会社の売上高が邦貨換算で増加するため、売上高は前回発表予想を上回る見込み。損益面は邦貨換算影響、原価低減活動、および経費支出の抑制による収益の上振れを加味し修正した。売上高6300億円(前回発表予想6150億円、増減率2・4%増)、事業利益420億円(同380億円、同10・5%増)、営業利益398億円(同363億円、同9・6%増、当期利益249億円(同222億円、同12・2%増)を見込んでいる。
2025年02月03日