豊田合成が生活困窮者支援 食事提供イベントを開催

2024年09月26日

ゴムタイムス社

 豊田合成は9月25日、地域共生活動の一環として、清須市社会福祉協議会の清洲総合福祉センターで、食糧支援を必要としている住民向けに豚汁や焼きさんまなどの食事を提供するイベント(ほっと一息食堂)を9月21日に開催したと発表した。
 同社は毎年、社内のフードバンク活動を通じて集まった食品や、従業員からの募金で購入した物品を地元の子ども食堂や生活困窮世帯などに寄贈している。今回は、清須市社会福祉協議会と協力し、生活困窮者の支援に加え、孤食の解消や子どもたちへの食育の推進をねらいに、温かい食事を提供する「ほっと一息食堂」を初めて企画した。豚汁やごはん、焼きたてのさんま、キッシュなどを配布会に訪れた約50人に提供し、参加者からは「食べ盛りの子どもがおり、ありがたい。おいしそうに食べていたのでうれしかった」、「一人暮らしをしているため誰かと一緒に食事をするのは久しぶりで楽しかった。また開催してほしい」といった感想が寄せられた。
 また、9月24日、物価高などの影響で急増している生活困窮世帯の支援として缶詰やレトルト食品、衛生用品など約50万円分を同協議会に寄贈した。この物品は今後開催する食品配布会で、支援を必要としている住民に配布する。

豚汁やさんまを提供

豚汁やさんまを提供

協議会時田会長と同社総務部長

清須市社会福祉協議会・時田会長(右)と豊田合成総務部長

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