出光興産がプロジェクト参画 米国クリーンアンモニア製造

2024年02月28日

ゴムタイムス社

 出光興産は2月27日、三菱商事及びPromanが米国ルイジアナ州レイクチャールズで検討を進めているクリーンアンモニア製造プロジェクトに参画することで両社と合意したことを発表した。
 同プロジェクトでは、2030年度までに年間約120万トンのクリーンアンモニア生産開始を目指しており、最新鋭の国産低炭素化技術などを採用し、高水準の低炭素クリーンアンモニアを製造予定。
 同社は、徳山事業所(山口県周南市)の既設インフラを活用したアンモニア輸入基地を設置し、化学・鉄鋼分野の素材を生産・供給しているコンビナート各社を含む周辺広域の事業所向けに2030年に100万トン超のアンモニア供給を目指している。三菱商事は、保有する愛媛県今治市にあるLPGターミナルをアンモニアターミナルに一部転換し、四国・中国地域を中心とした様々な産業用途向けにクリーンアンモニア需要への供給拠点整備を目指している。同社と三菱商事の両社は同プロジェクトで生産されるクリーンアンモニアをこれらの受入拠点を通じ、日本国内へと供給することを構想している。
 アンモニアは燃焼時にCO2を排出せず、既存の輸送手段・貯蔵設備を有効活用できることから、様々な産業での低・脱炭素化への貢献が期待される。3社は強靭かつ大規模なクリーンアンモニアサプライチェーン構築に向けた検討を進めていく。

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