存在価値高める活動を ゴム履物協会、新年会開催

2024年01月29日

ゴムタイムス社

 日本ゴム履物協会は1月25日、ホテルニューオータニで新年会を開催した。冒頭、藤木茂彦会長(丸五会長)は「今年は大激震の年で始まった。能登地域の状況はなかなか好転していない。我々会員各社も過去に災害を経験しており、当協会としてできる対応は行いたい」と述べた。続いて藤木会長は「当協会を取り巻く環境は非常に厳しく、存在理由を問われているが、来年度も会員各社が協力し合い乗り越えていこうと話した。来年度の活動の方向性についても見えており、計画通りの事業活動を行っていく」と挨拶を終えた。
 続いて経済産業省製造産業局の田上博道生活製品課長が来賓代表の挨拶を行った後、西井英正副会長(弘進ゴム社長)が乾杯の発声を行った。西井副会長は「違う会合の場である方が『今年は昇り龍の年になると言われていたが、暴れ龍の年になるかもしれない』と話していた。これからも困難があるかもしれないが、この困難を一つひとつ乗り越えながら皆さまと当協会としての存在価値を高める活動にしたい」と述べ、歓談に移った。
 中締めの挨拶に立った伊藤守副会長(アキレス会長)は「和気あいあいとした仲の良さが当協会の良さでもあり、協会を盛り上げていく力がここにある。皆さまや会社同士の結びつきが当協会全体を活気あふれるものになると改めて感じた」と語り、3本締めで閉会した。

藤木会長の挨拶

全文:約565文字

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