130人が参集し新年祝う 西部ゴム商組、互礼会開催

2024年01月19日

ゴムタイムス社

 西部ゴム商組は1月18日、今春合併する大阪ゴム商業会と共同で大阪市のリーガロイヤルホテルで工業用ゴム商工新年互礼会を開催した。当日は組合員と賛助会員の約130人が出席し、盛大に新年を祝った。開会に先立ち、能登半島地震でお亡くなりになられた犠牲者のご冥福と哀悼の意を表わし出席者全員が黙とうをささげた。
 主催者を代表し挨拶した小島孝彦理事長(角一化成社長)は「昨年我々の活動の中心は値上げだったが、商業者とメーカーの皆さま方が協力して大方のユーザー様にご理解をいただけたと思う。今年も何か積み残しがあれば引き続きご協力をお願いしたい」と話した。また小島理事長は今年の干支「辰」に関連し、古代中国の書物「易経」の乾為天に書かれる龍が成長する6つの過程「潜龍、見龍、乾惕、躍龍、飛龍、亢龍」を紹介した。小島理事長は龍の成長になぞらえ、出席者が現在どの成長過程にあり、どの点に注意しなければいけないのかを語った上で「当組合は大阪ゴム商業会と今春合併して活動を開始する。今年も良い活動ができるよう努力していくので、皆さまのご協力を賜りたい」と話した。
 続いてメーカーを代表し澤田宏治社長(タイガースポリマー)が挨拶した。澤田社長は「自動車メーカーなど不祥事が相次いでいるが、我々メーカーも対岸の火事とせず、皆さまが安心して使用していただける製品を提供したい」とし、「今年は西部ゴム商組様と大阪ゴム商業会様の合併があるが、当社を含めてメーカーも全力でサポートさせていただく」と述べた。
 その後、年頭にあたって小島理事長を始め、大阪ゴム商業会森孝裕会長(モリテック社長)澤田宏治社長、西部ゴム商組岡浩史相談役(岡安ゴム会長)、西部ゴム商組加藤廣副理事長(西部ゴム社長)が壇上に上がり鏡開きを行った。加藤副理事長が乾杯の発声を行い、出席者は歓談に移った。

 

 

小島理事長の挨拶

鏡開きの様子

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