特集1 エラストマーの最新技術動向 環境配慮型熱可塑性エラストマー 「GRiNABLE®(グリネーブル)」の開発と特徴

2023年12月14日

ゴムタイムス社

*この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH」に掲載されました。
*記事で使用している図・表はPDFで確認できます。

特集1 エラストマーの最新技術動向

環境配慮型熱可塑性エラストマー
「GRiNABLE®(グリネーブル)」の開発と特徴

アロン化成㈱ 酒詰康孝

1. はじめに
 近年、地球温暖化や資源の枯渇、マイクロプラスチックによる生態系の破壊を代表とした様々な環境問題への注目が高まり続ける中、世界的にSDGs(持続可能な開発目標)を中心とした様々な施策のもと、産業構造の変革が求められている(表1)。

 熱可塑性エラストマー(以下、TPE)は、ゴム弾性を有する柔軟なプラスチックである。日本でも、2022年に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されプラスチックを取り巻く環境は大きく変化している。この法律では、プラスチックの使用量削減やリサイクル、再利用のための製品設計の促進を目的としており、中でも再生

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