BASF、イルガサイクル活用 廃棄物再生で協業開始

2023年11月15日

ゴムタイムス社

 BASFと東南アジアにおける再生ペレットのリーディング企業であるTeamplas Group(Teamplas)は、BASFのイルガサイクルを使用して、消費者廃棄物を高品質の事務機器や自動車内装部品へと新たに再生させるために協業することを発表した。
 一般家庭用品、電気・電子機器、廃車を回収する現地の廃棄物回収業者との幅広いネットワークを持つTeamplasは、主に電化製品に使用される再生ペレットを製造している。Teamplasは、高品質なリサイクル樹脂への需要の高まりに対応するため、ポリオレフィンプラスチックの混合物を相溶化し、リサイクル工程における熱的・機械的ストレスを緩和するイルガサイクルを採用することを決定した。
 また、イルガサイクルを使用することで、Teamplasはリサイクル品から製造された部品の表面改質をすることができる。椅子の肘掛け、プリンターの筐体、カーステレオのフレームなどの製造において、より高い光沢と長期的な熱安定性を実現する。さらに、イルガサイクルを使うことで、これらの完成品を100%再生ペレットで製造することも可能。高価値用途でのプラスチックの使用は、成長する循環経済を促進し、気候変動にプラスの影響を与え、温室効果ガスの排出削減に役立つ。
 同社のバレラスポートフォリオの一部であるイルガサイクルは、一連のプラスチック添加剤フォーミュレーションで構成されており、再生プラスチックをバージン材料と組み合わせて使うことで、高価値部品の製造を可能にする。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー