レゾナックが最高責任者新設 サステナビリティ対応本格化

2023年10月26日

ゴムタイムス社

 レゾナック・ホールディングスは10月24日、サステナビリティ及び総務を総括するポジションとして最高サステナビリティ責任者(CSuO)を新設し、2024年1月1日付で松古樹美(現:サステナビリティ部⻑)が就任することを発表した。
 地球温暖化を背景としたカーボンニュートラルへの世界的な流れなど、サステナビリティへの対応は近年ますます重要性が増している。同社は2022年1月の旧昭和電工と旧日⽴化成の実質統合にあたって、サステナビリティ部を戦略部門に⽴ち上げ、サステナビリティを経営の根幹と位置づけて「サステナビリティビジョン2030」を設定すると共に、⻑期ビジョンの主要戦略を実⾏するためのサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を特定し、取り組みを進めてきた。
 今回の最高サステナビリティ責任者(CSuO)の新設は、サステナビリティをCSO(最高戦略責任者)傘下から、社⻑直下のCXO(最高職務責任者)として位置づけることにより、経営上の最重要テーマとして取り組む姿勢をより明確にしたもの。今後も同社は、「共創型化学会社」として、技術や事業を通じて社会の課題を解決し、社会に価値提供をすることで、⾃らの持続的な成⻑と企業価値の向上を実現していく。

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