IPFで台湾企業約60が出展 台湾製品発表会など開催

2023年11月14日

ゴムタイムス社

  第10回IPFJapan2023(国際プラスチックフェア)が千葉県にある幕張メッセ(千葉市美浜区)で11月28日~12月2日にわたり、開催される。
 今回のIPFJapan2023では、台湾企業約60社(130小間)が出展する。同期間中に、台湾経済部国際貿易署が「台湾と型を作る、持続可能な未来を」というテーマで、2つのイベントを開催することになっている。場所は4ホール42313台湾スマート製造・TAITRA内となる。
 1つの目のイベントが「台湾製品発表会」。初日11月28日14時~15時に開催される。
 台湾製品発表会では、台湾を代表する4社(EVERPLAST社、POLYSTAR社、Moldex3D社、MULTIPLAS社)が最新の技術や製品を紹介する。
 EVERPLAST社は、異形押出ラインによる材料リサイクルソリューション及び大型対応の3Dプリンターを披露する予定だ。POLYSTAR社については、ポリエチレン(PE)やPP(ポリプロピレン)などの軟包装材用のリサイクル機械をPRしていく。Moldex3D社では、最先端の3次元CAE技術を活用した解析ソフトウェアの魅力を訴求する。MULTIPLAS社については、生産ラインの廃棄物をリサイクルする自動生産システムを紹介することになっている。
 同発表会の定員は30人。参加無料で専用ページからの事前登録制が必要になる。
 2つ目のイベントでは、11月29日~~12月1日にわたり、「テーマ別小型セミナー」が実施される。時間は14時~14時30分。同セミナーは、環境リサイクルをはじめ、スマート製造、革新技術など、毎回テーマに合わせた台湾出展企業6社を紹介していく。
 ちなみに、台湾貿易センターが所属する台湾経済部貿易署は「スマート製造海外推進計画」を推進しており、世界各国の展示会に関連イベントを開催している。スマート製造海外推進計画のひとつに、今回のIPFJapan2023も入っているという。直近では、昨年開催されたドイツK2022(国際プラスチック・ゴム産業展)に出展し、イベントを開催した。このイベントを通じて台湾企業の海外推進を後押ししている。
 問い合わせは、TAITRA東京事務所(03・3514・4700)まで。

K2022のイベントのようす

K2022のイベントのようす

 

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