ソディックはこのほど、ハイブリッド竪型ロータリ式射出成形機「ＶＲＥシリーズ」の後継モデル「ＶＲ Ｇシリーズ」の小型機種「ＶＲ03Ｇ ／ ＶＲ20Ｇ／ＶＲ40Ｇ」３製品の販売を９月より開始したと発表した。なお、「ＶＲ２００Ｇ」は24年１月より発売予定。
「ＶＲＥシリーズ」は「Ⅴ―ＬＩＮＥ＋電動ハイブリッド直圧型締」が特徴で、安定成形と高品質を実現し、電気・電子・自動車・医療機器など広い分野で精密インサート成形を行うお客様のさらなる高付加価値製品追求に貢献してきた。
「ＶＲ Ｇシリーズ」は従来の「ＶＲＥシリーズ」のⅤ－ＬＩＮＥによる正確な充填と安定した可塑化、ソディックハイブリッド直圧型締による正確で均一な型締力を継承するとともに、新たに国際安全規格 ＩＳＯ２０４３０ (ＪＩＳ Ｂ ６７１１)に準拠している。
また、新コントローラの搭載や新操作画面の採用により、さらなる制御能力向上を実現した次世代の射出成形機となっている。なお、同シリーズ最大機種「ＶＲ２００Ｇ」は24年１月より販売開始する予定。これにより、金型サイズに応じて最適な機種を選べる「ＶＲ Ｇシリーズ」全ラインアップが揃うことになる。
販売予定価格および生産目標台数については、ＶＲ03Ｇ（標準価格）は １５３０万円～（税抜）、ＶＲ20Ｇは１６８０万円～（税抜）、ＶＲ40Ｇは１７９０万円～（税抜）。生産目標台数は「ＶＲ Ｇ」全シリーズを含め年間２００台（国内外）となっている。
ＶＲ40Ｇ
