車部品販売増で日本は増収増益 タイガースポリマーの4~6月期

2023年08月17日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーの24年3月期第1四半期決算は、売上高が114億9500万円で前年同期比7・8%増、営業利益は6億8700万円で同12・3倍、経常利益は11億6900万円で同82・1%増、四半期純利益は7億2100万円で同395・1%増となった。
 セグメント別では、日本の売上高は52億6500万円で同2・5%増、セグメント利益は1億7500万円で同114・9%増となった。産業用ホースの販売は減少したが、自動車部品・ゴムシート類・ゴムマット類の販売が増加した。増収の影響や諸経費の減少等により増収増益となった。
 米国の売上高は48億9600万円で同23・7%増、セグメント利益は3億9600万円(前年同期は1億8400万円の損失)となった。自動車部品・産業用ホースともに販売の増加に加えて、円安による為替換算上の影響もあり、増収増益となった。メキシコの自動車部品は、円安による為替換算上の影響により増収となったが、人件費や諸経費の増加等により減益となった。
 東南アジアの売上高は9億900万円で同15・0%増、セグメント利益は6900万円で同4・3%減となった。タイは自動車部品のタイ国内や米州向け販売が増加したこと等により増収増益となった。マレーシアでは、家電用ホースの販売減少や諸経費の増加等により、減収減益となった
 中国の売上高は12億8300万円で同22・0%減、セグメント利益は400万円で同93・5%減となった。自動車部品・家電用ホースともに販売が減少し減収。セグメント利益も減収影響により減益となった。

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