コア営業利益は3割減 三菱ケミカルの4~6月期

2023年08月03日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルグループの24年3月期第1四半期業績は、売上収益が1兆612億4200万円で前年同期比4・1%減、コア営業利益は508億3000万円で同29・5%減、営業利益は697億4400万円で同2・6%増、四半期利益は425億3600万円で同5・2%減となった。
 セグメント別にみると、スペシャリティマテリアルズの売上収益は2909億円で同8%減、コア営業利益は92億円で同59%減となった。このうち、ポリマーズ&コンパウンズの売上収益は794億円で同79億円減、コア営業利益は71億円で同1億円減となった。販売価格の是正を推し進めたが、三菱エンジニアリングプラスチックスの一部株式の譲渡影響に加え、エレクトロニクス用途等の需要が減退したことで売上収益は減少した。
 フィルムズ&モールディングマテリアルズの売上収益は1242億円で同119億円減、コア営業利益は16億円で同95億円減となった。販売価格の是正を推し進めたものの、エレクトロニクス用途をはじめとして、総じて需要が減退したこと等による販売数量の減少により売上収益は減少した。 アドバンストソリューションズの売上収益は873億円で同60億円減、コア営業利益は5億円で同35億円減となった。同セグメントでも販売価格の是正を推し進めたが、半導体関連事業を中心に販売数量が減少したことで、売上収益は減少した。
 MMAセグメントの売上収益は690億円で同21%減、コア営業損失は9億円(前年同期は28億円の利益)となった。MMAモノマー等の市況の下落に加え、欧米での需要の減退に伴い販売数量が減少し売上収益は減少。コア営業利益は、英国のキャッセル工場閉鎖に伴う費用の減少はあるが、市況下落や需要減退の影響を受けて減少した。

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