帝人フロンティアが共同で 睡眠の質改善サポート

2023年07月13日

ゴムタイムス社

 両備ホールディングスと帝人フロンティアは7月12日、共同で、両備ホールディングスの社内カンパニーである両備トランスポートカンパニーのトラックの乗務担当社員を対象に睡眠の質改善をサポートする取り組みを7月から開始すると発表した。
 この取り組みには、デバイスとして帝人フロンティアの睡眠センサー「MATOUS SS(マトウスエスエス)」と、帝人フロンティアが新たに開発した睡眠時の体動情報を解析して睡眠の質について評価・アドバイスする睡眠状態分析アプリ「MATOUS SC PRO Sleep(マトウスエスシー プロ スリープ)」を使用する。
 両備ホールディングスを中核企業とする両備グループでは、グループで進める「運輸安全マネジメント」にもとづき、現場に密着した効果的な安全運転活動を実践している。さらに、より安心安全な職場づくりを目指すとともに、物流業界の2024年問題によるドライバーの労働時間短縮に対して、生産性を一層向上するために、ドライバーの睡眠の質の改善に着目してきた。
 こうした中、このたび、帝人フロンティアの展開する睡眠サービスを活用し、健康的で働きやすい職場づくりを目指して、両社共同で睡眠の質改善をサポートする取り組みを開始することとした。
 「マトウスエスエス」は、ウオッチ型デバイスのように身体に装着することなく、寝具の下に設置して就寝するだけで睡眠中の寝返りなどの体動情報や心拍、呼吸数などのバイタルサインを計測する。
 専用アプリ「マトウスエスシー プロ スリープ」は、バイタルサインや入眠から起床までの睡眠時間や睡眠サイクル、中途覚醒などのデータを独自のアルゴリズムで解析し睡眠の質を判定する。判定結果はアプリ上でグラフ化・スコア化し、毎日の睡眠状態を確認することができ、それらを時系列に月・年単位でグラフ化することも可能となる。
 さらに、アプリ上の専用コンテンツから睡眠に関する正しい知識を提供し、睡眠改善をサポートする。
 睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査受診経験者と、業務に不慣れな新人トラック乗務担当社員を対象に開始する。
 対象者は就寝時に「マトウスエスエス」を設置して測定する。起床時に「マトウスエスシー プロ スリープ」が解析した客観データと、アプリ内のセルフチェックシートに回答を入力することで得られる主観データを合わせて多面的に自身の睡眠状態の変化を確認し、データに基づく専門家によるアドバイスなどにより自身で睡眠習慣を振り返ることで、睡眠の質の改善や向上につなげる。
 また、測定データは帝人フロンティアの専用サーバーで蓄積・解析し、健康指標の一つとして両備ホールディングスへレポートされるため、全社的に睡眠健康度の把握が可能となる。
 今後は、両備グループのバスやタクシーの乗務担当社員へ適用拡大を検討していく。
 両備ホールディングスの本社は、岡山県岡山市北区下石井2-10-12杜の街グレースオフィススクエア5階、創立は、1910年7月、資本金は、4億円、代表者は、代表取締役社長松田敏之氏、従業員数は、約2000人、売上高は、359億2700万円(2023年3月期)、主な事業は、交通運輸業、不動産業、倉庫・通関業、スーパーマーケット事業、整備業、製造業となる。
 両備トランスポートカンパニーの本部所在地は、岡山県岡山市中区新築港9-4、カンパニー長は、荒木一守氏、事業内容は、陸運・倉庫・通関事業となる。
 帝人フロンティアの本社は、大阪府大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト、創立は、2012年10月、資本金は、20億円、代表者は、代表取締役社長執行役員平田恭成氏、従業員数は、849人(2023年3月31日現在)、売上高は、2018億3600万円(2023年3月期)、主な事業は、繊維原料・衣料製品、工業資材・産業資材の製造販売および輸出入取引となる。

マトウスエスエス

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