タイの新プラント稼働開始 クラレ、イソプレン事業

2023年04月20日

ゴムタイムス社

 クラレは4月18日、タイのイソプレン関連事業新プラントの稼働開始を記念し、2023年4月5日、現地でオープニングセレモニーを開催したと発表した。
 新プラントは、タイのラヨン県マプタプットの石油化学コンプレックス内WHAイースタン工業団地に建設し、2023年2月より順次稼働を開始している。
 生産能力は、Kuraray GC Advanced Materials社が、耐熱性ポリアミド樹脂PA9T「ジェネスタ」(生産能力1年当たり1億3000t)、 水素添加スチレン系エラストマーHSBC「セプトン」(生産能力1年当たり1億6000t)、Kuraray Advanced Chemicals社が、イソブチレン誘導品MPD(生産能力1年当たり5000t)となる。
 同社投資額は、約400億円 (2018年12月26日 投資決定時点の為替レートに基づく)となる。
 Kuraray GC Advanced Materials Co.,Ltd.およびKuraray Advanced Chemicals (Thailand)Co.,Ltd.を通じて、同社の独自技術により開発した耐熱性ポリアミド樹脂PA9T「ジェネスタ」、水素添加スチレン系エラストマーHSBC「セプトン」、イソブチレン誘導品MPD(3-メチル-1,5-ペンタンジオール、)を生産している。
 オープニングセレモニーには、同社川原社長をはじめとする同社関係者、Kuraray GC Advanced Materials社関係者、Kuraray Advanced Chemicals社関係者、PTT Global Chemical Public Company Ltd.関係者、住友商事関係者、タイ王国ラヨン県政府関係者が出席した。
 川原社長は、「中期経営計画「PASSION2026」において、イソプレン関連事業は成長の柱の一つとして大きな期待をしている。タイの新プラントは、ジェネスタ、セプトン、MPDの世界的な需要増加に対応し、グローバル供給体制の強化を実現することにより、イソプレン関連事業の今後の成長に貢献するものだ」と、期待を語った。
 同社は、創立100周年を迎える2026年までの5ヵ年計画として、中期経営計画「PASSION 2026」を推進している。
 長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」(独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業)の実現に向けて、引き続き、成長に向けた投資を積極的に行っていく。

テープカットの様子

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