基本を学び謙虚で挑戦する人材に バンドー化学が入社式 

2023年04月04日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は4月3日、神戸市本社事業所において、23年度の入社式を開始した。入社式には新入社員47人が出席し、植野富夫社長が新入社員に激励の言葉を送った。
 植野社長ははじめに「47名の皆さんをバンドー化学へお迎えできたことを大変嬉しく思う。約3年にわたるコロナ禍も、with コロナの局面に入った。当社は、ものづくり企業であることから、製造現場の仲間や事務所で執務するメンバーを含め、当面の間、マスクを着用して業務を行うことにしているが、今年度の入社式には多くの役員が出席し、皆さんの社会人としての一つの節目を祝福することができた。制約は残っているものの、少しずつ元の姿に戻ってきたことを実感している。いま、私たちを取り巻く環境は、依然としてコロナ禍の影響も残るなかで、ロシアのウクライナ侵攻などの地政学的リスクの高まりなど、予想もできない事案が次々に起こり、社会の変動性・不確実性・複雑性が一段と高まっているように思う。このような「正解のない時代」とも言われるなかで、持続可能な社会の実現に向けた産業構造の変化に対して、私たちの会社も、大きな変局点を迎えている。1906年の創業から100年を超え、次の30年、50 年、100年に向けて、諸先輩方が培った伝統とノウハウを大切に受け継いでいく一方で、時代の変化によって生れる新たな社会ニーズに応えるための変革が求められていると考えている」と話した。

 また、新入社員に是非心掛けてほしいこととして次の3つを紹介した。

 植野社長は1つ目に「基本に対して真剣に取り組む」を挙げ、「ワールド・ベースボール・クラシックでも活躍した大谷翔平選手は、類まれなセンスと身体能力だけでなく、父から受けた「大きな声を出して、元気よくプレイする」「キャッチボールを一生懸命に練習する」「一生懸命に走る」という教えを今でも大切にしているそうだ。これは、私たち社会人にも参考にできることであり、「元気よく仲間とコミュニケーションを取る」、「基本的な動作についても疎かにせず、目的をもって真剣に行う」、「何事にも全力で取り組む」ことは、会社での仕事においても大切なことだ。その積み重ねが、一人一人の成長や大きな成功につながるものと考える」と話した。

 2つ目には「謙虚に学び続ける」を挙げ、「皆さんが学校などで勉強してきた知識や経験を持っていることは承知しているが、一方で、今後皆さんが出会う仕事の多くは、これまで学んだ知識だけでは対応できないことが数多くある。また、世の中も変化していくなかで、これまでの常識が通用せず、新しい考え方を習得して対応していかねばならないことも多くあると思う。したがって、これからも、生涯学び続ける必要がある。謙虚さを失うと、学ぶ機会を逸し、やがて成長は止まる。「自分にはまだまだ分からないことがある、知らないことを学びたい」という姿勢があってこそ、学び続けることが出来るものと思う」と話した。

 3つ目には「失敗を恐れず勇気をもって挑戦すること」を挙げ、「皆さんのこれからの長い人生、会社生活において、常にうまくいくことばかりでなく、ミスや失敗をしてしまうこともあると思います。誰しも、出来るだけ失敗を避けたいと思うだろうし、失敗した時は辛い気持ちになるだろう。でも、それを回避することばかりを考えていては、結果として何の成功も導き出せない。考え抜いて、必要な準備を怠らないことは必要だが、やってみないと分からないことは、勇気をもって挑戦する気持ちを忘れないようにしてほしい。多様な価値観、自由な発想、そしてデジタルネイティブ世代の吸収力と柔軟性を発揮して、一人一人が時代の担い手として、今と未来をつなぎ、バンドーグループの輝く未来を創造してくれることを心から願っている」とエールを送り、挨拶を締めくくった。

23年度入社式

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