大型高圧水素タンク市場投入 豊田合成、商用車向け

2023年03月07日

ゴムタイムス社

 豊田合成は3月3日、水素で走る燃料電池トラック向けにニーズ拡大が見込まれる大型の高圧水素タンクを市場投入したと発表した。トヨタ自動車やいすゞ自動車などが出資する「Commercial Japan Partnership Technologies(CJPT)」が市場導入を進める量販燃料電池小型トラックに採用されている。

 今回、同社が開発した大型タンクでは、同社が燃料電池車のMIRAI(2代目)向けに生産している乗用車用タンクより約8倍の水素の充填が可能となる。開発にあたっては、MIRAI向けタンクで培った水素の貯蔵効率向上の技術を応用した。

 輸送用トラックなどの商用車は走行距離が長く、一日に複数回の配送業務を行うことから、長い航続距離や短時間での充填が求められる。これらのニーズを満たす燃料電池トラックの普及が期待されており、同社は今後も、燃料電池車の基幹部品である水素タンクの開発・生産を通じ、水素社会の実現に貢献していくとしている。

 

大型高圧水素タンク

大型高圧水素タンク

燃料電池小型トラック

燃料電池小型トラック

 

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