クラレが新機能性材料展に出展 クラリスタやエバールを紹介

2023年01月30日

ゴムタイムス社

 クラレは1月26日、2 月 1 日から東京ビッグサイトで開催する「コンバーティングテクノロジー総合展 2023」において、「新機能性材料展 2023」に出展すると発表した。同社の独自技術により開発した4つの高機能素材を紹介する。
 出展内容は「クラリスタ」CWや「エバール」フィルム、液状酸素吸収剤DPNGなど。「クラリスタ」とは、クラレが独自に開発した透明ハイバリアフィルム。水分などに敏感な部材や素子を保護するために開発した「クラリスタ」は、優れた水蒸気バリア性を有し、高い防湿性を発揮する。高い防湿性と長期信頼性を求める薄膜系太陽電池のバックシートや光学用バリアシートなどの用途を想定している。
 「エバール」フィルムとは、高いガスバリア性を有するEVOH 樹脂「エバール」を単層製膜したバリアフィルム。本展示会では、その性能を生かした真空断熱板用途と バリアシーラント用途の 2つの用途を紹介する。
 真空断熱板用途では、熱伝導率が低く、ガスバリア性に優れるため、真空断熱板の断熱性能向上を実現し、省エネに貢献できる。加えて、耐屈曲性や耐クラック性に優れるため、長期に渡って信頼性を確保できる。冷蔵・冷凍庫、低温物流、医療、建築用断熱用途などが主な採用用途となる。
 バリアシーラント用途では、優れた非吸着性と良好なヒートシール(熱融着)性を生かし、香気成分や薬効成分を長期間に渡って保持できる。は、防虫剤・医薬包材用シーラントなど が主な採用例。
 液状酸素吸収剤DPNGは、酸素を有機物単独で吸収し分解する新材料。液状のため各種材料への混合が容易で、酸素によるUV硬化不良、樹脂・金属などの酸化劣化を抑制できる。自動車ボディや内外装部品のハードコート、UVインク、接着剤、3Dプリンター材料、屋外用プラスチック、金属ペースト・インクなどを想定用途としている。

クラレロゴ

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出展ブースのイメージ

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