ENEOSマテリアルが認証 四日市工場のSSBRで

2023年01月24日

ゴムタイムス社

 ENEOSマテリアルは1月23日、四日市工場で生産しているSSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)において、2022年12月に持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認したと発表した。
 同社のSSBRは特徴的な分子構造を用いて、業界トップレベルの低燃費特性とウェットグリップ性能を有し、耐摩耗特性にも優れる点で、顧客から高い評価を受けている低燃費タイヤの原料となる。
 グループ会社であるENEOS MOL Synthetic Rubber(EMSR:ENEOSマテリアルとMOL Hungarian Oil and Gasとのハンガリーでの合弁会社)も2022年4月にSSBRのISCC PLUS認証を取得しており、BST ENEOS Elastomer(BEE:ENEOSマテリアルとBangkok Synthetics Co., Ltd.とのタイでの合弁会社)でも認証取得に向けて準備を進めている。ENEOSグループは、今後もサステナブルな社会構築に貢献可能な製品をグローバルな提供を進めていく。
 ENEOSマテリアルでは、最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言している。

 

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