「さらに行事内容を充実させる」 東部ゴム商組が新年会

2023年01月31日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組(塩谷信雄理事長)の組合商工新年会が1月25日、東京・帝国ホテルで開催され、会員並びに賛助会員、関連団体の代表らが出席して盛大に行われた。

 冒頭、あいさつに立った塩谷理事長は、「昨年は多くの組合活動を復活開催することができた1年だった」と組合活動を振り返った上で、「できる工夫をして、できる行事を開催していくという方針で進めてきた結果、昨年は全ての事業を実施する事ができた。特に、昨年の7月に3年ぶりに開催した勉強会は会議室に50人、ウエブで200人と過去にない程の大盛況で終わる事ができた」と話し、今年については「コロナ禍で学んだ方法を活用しながら、皆さんに喜んで頂けるようにさらに行事内容を充実させていきた

塩谷信雄理事長

塩谷信雄理事長

い」と意気込みを語った。
 続いて塩谷理事長から本年の組合綱領「経済変化に柔軟に対応し持続性のある組合活動を実現させよう」が発表された。創案はミナトゴムの田口昌也氏。田口氏は綱領について「コロナ禍など困難な状況下でも柔軟かつ持続的な経営を行う事でこれからの組合活動を一層活発に続けていきたい」という綱領に込めた想いを語った。

 次に、来賓を代表して日本ゴム工業会の清水隆史会長があいさつし、「当会で発表した23年の新ゴム消費量予想は、昨年比でプラスになると予想している。中でも工業用品、ゴムホース、防振ゴムなど対前年比で増加が予想される製品も多い」とゴム産業の現状を述べ、「現代の日本のゴム製品や産業がここまで発展できたのも客先に密着した組合の皆さんの適切なアドバイスやフィードバックがあればこそと認識をしている。これからもお互いがいわゆるサプライチェーンの一員として、さらに連携を深めていく必要がある」などと話した。

日本ゴム工業会の清水隆史会長

日本ゴム工業会の清水隆史会長

 続いて、山上茂久相談役が乾杯の音頭をとり、歓談に入った。

本年の組合綱領

本年の組合綱領

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