関西ゴム技研が入学式開く 39人が9ヵ月ゴム技術学ぶ

2022年09月05日

ゴムタイムス社

 関西ゴム技術研修所(駒水謙二所長)は9月2日、化学物質評価研究機構の大阪事業所で第61回入学式を開催した。
 研修生39人が9ヵ月間にわたり、ゴムの技術を学ぶ。
 冒頭のあいさつで、駒水所長は「昨年はオンライン形式で入学式を開催したが、本年は対面で入学式を開催できて喜んでいる」と述べたあと、研修生に向けて研修所創設の理念とコミュニケーションの大切さについて触れた。

 研修所創設の理念では、駒水所長は「1962年に創設された関西ゴム技術研修所は『ゴム技術者は我々ゴム業界の手で育てよう』という想いで創設された」と説明。その上で「研修内容は、ゴム技術をわかりやすく理解できるように計画を立てている。分からないことがあったら講師に聞くなど貪欲に技術を吸収してほしい」と研修生を鼓舞した。また、駒水所長は「この研修所で培われた交友関係は一生続くため、研修生同士のつがなりを大事にしてほしい」とコミュニケーションの大切さも語りかけた。

 

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