全日本カート選手権OK部門 ブリヂストン 第3・4戦開催

2022年07月05日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは6月27日、2022オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第3戦/第4戦が6月25~26日の2日間、宮城県・スポーツランドSUGO国際西コースで開催されたと発表した。

 例年、秋口に開催されることが多いSUGO大会だったが、今年は6月末での開催となった。梅雨時のため雨も心配されたが、レースウィークは連日猛暑日に迫る気温を記録し、真夏を思わせる陽気の中でのレースとなった。

 第3戦決勝。PPの小田優(DragoCorse、DragoCorse/TM/ブリヂストン)がウォームアップでエンジンをかぶらせストップする波乱。スタートは佐々木大樹(TONYKART RTJ、TONYKART/VORTEX/ブリヂストン)が決め、後方に清水啓伸(DragoCorse、DragoCorse/TM/ブリヂストン)、金子修(TONYKART RTJ、TONYKART/VORTEX/ブリヂストン)と続く。トップの佐々木は清水を従えながら周回を重ねると、中盤以降徐々に引き離していく。2番手の清水には、上がってきた佐野雄城(BirelART Access Racing、BirelART/IAME/ブリヂストン)、堂園鷲(Energy Japan、ENERGY/TM/ブリヂストン)が接近していく。終盤に入っても、佐々木は安定したペースで周回を重ねると、そのまま逃げ切ってチェッカー。得意のSUGOで今季初優勝を飾った。2位に僅差で佐野、3位は堂園となった。

 第4戦決勝。ホールショットは清水が獲得し、2番手に三村壮太郎(RosaDragoCorse、RosaDragoCorse/TM/ブリヂストン)、3番手に小田が続く。4周目、4コーナーで三村がトップに浮上すると、後続を引き離しにかかる。一時は大きくリードを広げた三村だったが、後半に入りタイヤが厳しくなったのか、徐々にペースダウン。これを追ったのが堂園で、10周目に2番手に上がると、三村を追い詰めていく。21周目には、堂園がトップに上がり、一気に引き離すと独走へと持ち込む。そのまま逃げ切った堂園が、OKクラス初優勝を飾った。

 

全日本カート選手権OKシリーズ第3戦

全日本カート選手権OKシリーズ第3戦

全日本カート選手権OKシリーズ第4戦

全日本カート選手権OKシリーズ第4戦

 

 

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