内閣総理大臣表彰を受賞 住友ゴム 市島工場

2022年04月26日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は4月25日、同社市島工場が、緑化活動の推進・緑化思想の普及啓発に顕著な功績のあった団体などを表彰する「令和4年度緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞したと発表した。表彰式は4月18日にパレスホテル東京(東京都千代田区)で行われ、天皇皇后両陛下御臨席の下、内閣総理大臣から表彰状が授与された。

 今回の受賞で評価された市島工場の環境配慮の取り組みは「工場内での緑化活動」「生物多様性の保全」「森づくりを通じた地域との交流」の3点となる。

 「工場内での緑化活動」では、同工場は1996年の操業時から工場敷地内の原生林を守りながら芝生や桜並木を整備するなどの緑化活動に取り組んでいる。生物多様性の観点からカエデなどの落葉広葉樹を植樹し、針葉樹と広葉樹が混ざった天然林に近い針広混交林化にも取り組み、多くの生物や植物が生息しやすい環境づくりを進めている。

 「生物多様性の保全」では、日本の国蝶であり準絶滅危惧(NT)に指定されているオオムラサキの育成に、2007年から取り組んでいる。従業員が設計・制作した飼育ケージでオオムラサキの育成活動を行い、オオムラサキが羽化する時期には、園児を招待し、観察会を開催している。また、工場内にあるビオトープでは、絶滅危惧IB類(EN)に指定されている日本固有の淡水魚ホトケドジョウを育成している。

 「丹波地域のホトケドジョウを守る会」などの協力のもと、水質・個体調査を実施しながら、保護・育成活動を推進している。「森づくりを通じた地域との交流」では、近隣の幼稚園やこども園の園児を対象に、自然学習として工場敷地内でどんぐり拾いイベントを実施するなど、緑地を活用した地域交流・環境教育活動を行っている。

 同社は今後も、環境保全や地域との共生を図るため、さまざまな活動を行っていくとしている。

 

内閣総理大臣表彰を受賞

内閣総理大臣表彰を受賞

内閣総理大臣表彰を受賞(盾)

内閣総理大臣表彰を受賞(盾)

工場敷地内での緑化活動

工場敷地内での緑化活動

国蝶オオムラサキの育成

国蝶オオムラサキの育成

緑地での自然学習

緑地での自然学習

市島工場外観

市島工場外観

 

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