アドバン装着車がワンツー SUPER GT開幕戦

2022年04月20日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは4月18日、グローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」装着車が、4月16日から17日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2022 AUTOBACS SUPER GT」開幕戦のGT300クラスでワンツーフィニッシュを達成したと発表した。

 快晴の中で行われた開幕戦は、KONDO RACINGの「リアライズ日産メカニックチャレンジGT―R(藤波清斗選手/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」が優勝し、TEAM UPGARAGEの「UPGARAGE NSX GT3」(小林崇志選手/太田格之進選手)が2位を獲得した。予選5位の「リアライズ日産メカニックチャレンジGT―R」は、ファーストスティントを務めた藤波選手がレース序盤にトップを奪い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手にバトンタッチ。その後はスムーズな走りで逃げ切って昨年に引き続き開幕戦を優勝で飾り、2年ぶりのシリーズチャンピオン奪還に向けて絶好のスタートダッシュを決めた。また、予選4位の「UPGARAGE NSX GT3」は、小林選手がポジションアップして3位でピットイン。その後に交代したルーキーの太田選手は、ロングスティントになったが安定した走りを見せ、チームとして2020年第3戦以来となる2シーズンぶりの表彰台を獲得した。

 同社は2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「アドバン」「ジオランダー」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。2022年のSUPER GTでは、GT300クラスでは計15台、GT500クラスでは2台にタイヤを供給している。

 

リアライズ日産メカニックチャレンジGT―R

リアライズ日産メカニックチャレンジGT―R

UPGARAGE NSX GT3

UPGARAGE NSX GT3

左から太田選手と小林選手、オリベイラ選手と藤波選手

左から太田選手と小林選手、オリベイラ選手と藤波選手

 

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