ポリマーTECH Vol.12

2022年02月21日

ゴムタイムス社

ゴム・プラスチックの技術専門誌

『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
 ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
 ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。

  • 判型:B5判128頁
  • 価格:本体2800円+税
  • 送料:350円+税
  • 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
    ※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。
  • 発売日:2022年2月
  • 著者:ゴムタイムス社編
  • ISBN:978-4-908565-32-8

特集1 ゴム・エラストマー用添加剤の活用と最近の動き

◎二次老化防止剤MBIの活用例
ゴム薬品コンサルタント 太智重光
 ゴム製品の耐熱性向上の要求に応えるべく、アミン系老化防止剤と二次老化防止剤の併用配合処方が開発されている。本稿では、二次老化防止剤MBIに着目し、アミン系老化防止剤との併用例に加えて、ペルオキシド加硫物に対する卓越した酸化防止能について紹介する。

◎加硫時間の諸物性への影響
 三新化学工業㈱ 岡本智美
 ゴムの物性は、配合や練り加工だけでなく、加硫条件にも大きく影響される。本稿では加硫条件の中でも加硫時間に着目し、硫黄加硫系における時間変化での各配合の諸物性の評価を行った。

◎ポリオレフィンエラストマー(TPO、TPV)向け光安定剤について
 ㈱ADEKA 稲垣陽平
 TPVやTPOなどのエラストマーは様々な用途に適用されているが、光安定性不足が課題の一つである。本稿では高分子の光劣化機構及びその抑制方法について説明し、エラストマーに高耐候性を付与できる光安定剤について紹介する。

◎タイヤ用シランカップリング剤の基礎と応用
 ラテリアル事務所 中北一誠
 タイヤの低燃費化に貢献するシリカ配合にはシランカップリング剤が必須である。本稿ではシランカップリング剤の説明にターゲットを絞り、基礎から応用までを説明し、どのように使用すれば低燃費性能が向上するかを解説する。

◎世界のゴム薬品について
 ㈱加藤事務所 加藤進一
 加硫促進剤、老化防止剤、加工助剤は、日本、欧州、中国、インドで数多くの会社により生産されており、中国の生産量が世界の50%以上を占める。欧米では加硫促進剤マスターバッチ型が盛んに使われている。またメーカー同士の委託生産もある。

特設コラム
鉄道車両用材料の難燃規格と難燃試験(前編)
蓮見-RCT 蓮見正武

CASEで伸びる自動車材料市場とビジネスチャンスの攻略方法
㈱ケンシュー 倉地育夫

Interview
団体インタビュー
保安・安全の確保・向上を第一に持続的な社会に向けて取り組んでいく
石油化学工業協会 専務理事 志村勝也

探訪
お客様の課題解決につながるお手伝いを
BASFジャパン㈱クリエーションセンター デザインマネージャー 小矢畑崇

連載
実用的ポリマー英語表現講座
ゴム薬品コンサルタント 太智重光

シリコーンゴムの架橋
戸知技術研究所 戸知光喜

データ
6月・7月・8月のプラスチック統計
プラスチック製品生産・出荷・在庫/プラスチック原材料生産・出荷・在庫統計/プラスチック製品生産品目別消費内訳/カセイソーダ生産・出荷・在庫/可塑剤需給実績/プラスチック加工機械生産実績/エチレン用輸入ナフサ通関実績/エチレン換算輸出入実績/プラスチック・ゴム加工機械輸出入実績/PSP出荷実績/PVC・VCM生産・出荷実績/主要石油化学製品生産実績/MMA生産・出荷・在庫実績/プラスチック・ゴム金型生産・出荷実績/酢ビモノマー・ポバール需給実績/ABS樹脂出荷実績/ポリプロピレンフィルム出荷実績/エチレン生産速報/ポリオレフィンフィルム出荷状況

6月・7月・8月のゴム統計
ゴム製品生産・出荷金額/自動車タイヤ・チューブ生産、出荷、在庫実績/主要ゴム製品輸入金額/主要ゴム製品輸出出荷金額/輸入ナフサ価格の月別推移/合成ゴムの生産実績/ゴムホース生産実績/再生ゴム出荷金額の推移/カーボンブラック品種別実績/有機ゴム薬品出荷量の推移/ゴムベルト生産実績/樹脂ベルト生産実績

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次号予告

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