ヘルスケア堅調で増収増益 相模ゴムの4~12月期

2022年02月16日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の22年3月期第3四半期連結決算は、売上高が41億7100万円で前年同期比0・4%増、営業利益は8億9600万円で同7・1%増、経常利益は11億5000万円で同81・4%増、四半期純利益は8億5300万円で同131・9%増となった。
 ヘルスケア事業は、売上高が31億4200万円で同0・9%増、営業利益は11億5100万円で同6・2%増。マレーシアでの設備の新設及び更新が完了し、従来設備とのバランスを取り、新型コロナウイルス感染防止に引き続き留意しながら稼働率の向上に努め、ポリウレタン製コンドームを中心に販路の拡大を推進した。
 プラスチック製品事業は、売上高が8億6800万円で同1・6%減、営業利益は5000万円で同32・6%減。原油の需要超過状況が継続し、コロナ禍による産出国の生産能力の停滞等により、原料価格の高騰が続いたが、事業収益の確保を目指して、販売価格の修正を引き続き行った。
 通期予想の変更はなく、売上高は56億円で前期比0・2%増、営業利益は12億円で同2・4%増、経常利益は12億円で同17%増、当期純利益が8億円で同33・8%増を見込んでいる。
 なお、第3四半期のその他事業は、売上高が1億6000万円で前年同期比1・8%増、営業損失は5000万円(前年同期は6500万円の損失)だった。

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