車向け射出成形機が好調 日精樹脂工業の4~12月期

2022年02月15日

ゴムタイムス社

 日精樹脂工業の22年3月期第3四半期連結決算は、売上高が345億7600万円で前年同四半期比17・7%増、営業利益は20億4000万円で同119・6%増、経常利益は21億4700万円で同115・0%増、四半期純利益は22億6900万円で同261・6%増となった。製品別売上高は、射出成形機売上高は269億9700万円で同23・7%増、周辺機器売上高は13億1700万円で同5・3%増、部品売上高は47億8200万円で同9・9%増、金型等の売上高は14億7800万円で同23・4%減となった。
 日本は自動車関連からの需要が堅調であったことなどから、売上高は116億9000万円で同16・4%増、セグメント利益は12億8千3百万円(前年同期はセグメント損失4800万円)となった。
 欧米地域は自動車関連からの需要が堅調であったことなどにより、売上高は125億5100万円で同8・8%増、セグメント利益は3億9200万円で同102・0%増。
 アジア地域はIT、医療を中心に中国などでの需要が堅調だったことなどにより、売上高は103億3400万円で同32・8%増、セグメント利益は5億7300万円で同57・7%増。
 なお、22年3月期通期業績予想は前回発表から売上・利益とも上方修正した。売上高は470億円(前回予想から34億円増)で前期比13・0%増、営業利益は25億5000万円(同1億5000万円増)で同122・6%増、経常利益は26億5000万円(同1億円増)で同147・5%増、当期純利益は25億5000万円(同1億円増)で同325・8%増を見込んでいる。

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