週刊ゴム株ランキング バルカー2週連続首位、通期業績の上方修正を好感(11/1~11/5)

2021年11月12日

ゴムタイムス社

 11月1~5日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で19社が上昇、4社が横ばい、8社が下落した。11月5日のゴム平均は、前週末比17円52銭高の1728円42銭と続伸した。
 株価上昇率ランキングでは、1位がバルカーで同8・62%高、2位がクリヤマホールディングスの同5・34%高、3位がニッタの同4・99%高となった。
 主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが

同108円高の5127円と反発、住友ゴム工業が同55円高の1456円と反発、横浜ゴムが同60円高の1982円と反発、TOYO TIREが同56円高の1944円と続伸した。
 自動車用ゴムでは、NOKが同43円高の1357円と反発した。
 合成ゴムでは、JSRが同195円高の4305円と続伸、日本ゼオンが同12円安の1338円と続落した。
 産業用ゴムでは、バルカーが同198円高の2494円と続伸した。同社は10月27日に2022年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。半導体製造装置などの先端産業向けが好調なためで、業績の上方修正後株価は急上昇した。11月4日には一時2554円を付けて年初来高値を更新した。
 その他では、三洋貿易が同40円高の1131円と反発した。

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