車生産増加で25%増収 西川ゴムの4~9月期

2021年11月08日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2022年3月期第2四半期連結決算は、売上高が409億5400万円で同25・0%増、営業利益が19億4000万円(前年同期は7億8200万円の損失)、経常利益が24億3600万円(前年同期は5億900万円の損失)、四半期純利益が11億5500万円(前年同期は8億6400万円の損失)となった。

 セグメント別にみると、日本は自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は209億2400万円で同12・4%増となり、営業利益は2億6800万円(前年同期は9億8500万円の損失)となった。

 北米は、自動車生産台数が前年同期比で増加したほか、円安による為替の影響により、売上高は119億1300万円で同49・4%増となり、営業損失は2億1700万円(前年同期は7億7800万円の損失)となった。

 東アジアは、自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は66億6900万円で同32・0%増となり、営業利益は8億2700万円で同54・2%増となった。

 東南アジアは、自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は44億4100万円で同39・6%増となり、営業利益は11億1700万円で同144・7%増となった。

 通期の連結業績予想は、引き続き半導体やその他自動車部品の世界的な需給逼迫、原材料供給懸念や価格高騰、更には電力などのエネルギーや国際輸送コストの高騰など事業活動に及ぼす影響が不透明であり、現時点においては、2021年5月14日に公表した業績予想を未定としている。なお、同社は今後の業績動向を踏まえ、第3四半期決算において公表する予定としている。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー