カネカ PCR検査キット発売 1回で変異株4種を同時検出

2021年10月01日

ゴムタイムス社

 カネカは9月30日、新型コロナウイルスの4種類の変異株を同時に検出可能なリアルタイムPCR検査キット「KANEKA RT―PCR Kit SARS―CoV―2(L452R・E484Q・E484K・N501Y)」を発売すると発表した。同製品の希望小売価格は税込21万7800円(検査100回分)で、同日より販売を開始する。

 同検査キットは、同社の遺伝子検査関連の技術を活かして開発した試薬を用いている。この試薬により、一度のPCR検査でスパイク蛋白質の4つの変異(N501Y変異、E484K変異、E484Q変異、L452R変異)を同時に検出でき、これらの変異の検出パターンにより、変異株(アルファ株、デルタ株、カッパ株、ベータ株もしくはガンマ株)を効率的に検出する。

 同社が昨年発売した新型コロナウイルス検出用PCRキットは、今年6月に「カネカ Direct RT―PCRキット SARS―CoV―2」として体外診断薬の承認を取得、医療施設、検査センターで広く使用されている。同社は、今回の新型コロナウイルス変異株PCR検査キットをラインアップに加え、変異株の早期発見や感染拡大防止に貢献していくとしている。

 同社は新型コロナウイルスを始めとする感染症対策の研究開発を進める「インフェクション研究チーム」を立ち上げ、DNAワクチン原薬・中間体の受託製造、「アビガン錠」の原薬供給、抗体医薬品の開発、PCR検査試薬および検査キット供給、定温輸送パッケージによるワクチン輸送など、新型コロナウイルス問題の課題解決に向けて幅広く取り組んでいる。

 

「KANEKA RT―PCR Kit SARS―CoV―2」

「KANEKA RT―PCR Kit SARS―CoV―2」

 

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