ダイセルの4~6月期 需要回復で増収増益

2021年08月04日

ゴムタイムス社

 ダイセルの22年3月期第1四半期連結決算は売上高は1113億5800万円で前年同期比34・3%増、営業利益は139億4400万円で同350・7%増、経常利益は152億3500万円で同293・3%増、四半期純利益は122億8300万円で同1834・3%増となった。
 セグメント別にみると、エンジニアリングプラスチック事業の売上高は、514億6700万円で同46・2%増、営業利益は82億200万円で同109・6%増となった。
 ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどポリプラスチックスの事業は、自動車、スマートフォンなどの需要回復により販売数量が大きく増加し、増収となった。ABS樹脂、エンプラアロイ樹脂、フィルム、水溶性高分子などダイセルミライズの事業は、需要の回復によりコンパウンド樹脂の販売数量が増加したことなどにより、増収となった。
 マテリアル事業の売上高は282億9300万円で同10・5%増、営業利益は60億3900万円で同55・8%増となった。
 酢酸は、会計基準の変更による減収要因はあったが、市況の上昇により、増収となった。酢酸誘導体は、酢酸市況の上昇などにより、増収となった。アセテート・トウは、海外主要顧客での市況回復を見込んだ原料確保により販売数量が微増となったことや、為替の影響により、増収となった。カプロラクトン誘導体やエポキシ化合物などは、自動車塗料、電子材料用途などの需要回復により販売数量が増加し、増収となった。
 通期の連結業績予想については、売上高は4350億円で前期比10・5%増、営業利益は350億円で同10・3%増、経常利益は370億円で同6・7%増、当期純利益は240億円で同21・7%増を見込んでいる。

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