BASFのエラストピア採用 ワクチン保管用断熱パネルに

2021年07月06日

ゴムタイムス社

 BASFは7月2日、断熱パネルおよび商業・産業用冷蔵システムメーカーであるマレーシアのユナイテッドパネルシステム社(以下「UR」)が、高品質ポリウレタンフォーム断熱ソリューションであるエラストピアPH1132/509/0を使用した、新型コロナウイルスワクチン物流設備を製造していると発表した。

 URのDato Sri Dr.ビー・ロー氏は、「ワクチンの効力を維持するためには、-70°Cから+8°Cまでの超低温で保存する必要があり、冷蔵設備への信頼性が非常に重要になる。高い断熱性をもつBASFのエラストピアソリューションと、URの業務用冷蔵システムに関する確かな技術と専門知識により、新型コロナウイルスワクチンの高品質な保管設備をアジア地域のお客様に提供することができた」と述べている。

 さらに、同社のエラストピアは、サステナビリティにも大きく貢献する。エラストピアPH1132/509/0は、地球温暖化とオゾン層への影響が少ないn―ペンタン吹付けフォームで、電力消費量の削減や施設のエネルギー効率向上にも役立つ。これは、電力供給が困難なアジアの多くの地域においては重要な要素となる。

 同社のパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のバイスプレジデント、アンディ・ポスルスウェイト氏は「エラストピアが、様々な地域において新型コロナウイルスワクチンプログラムに貢献していることは励みになる。URとの協業は、「go beyond」というBASFの精神を改めて示すものだ」とコメントしている。

 エラストピアは優れた防火特性を有しており、こうした施設を火災から保護する。また最近では、インドのパンデミック下で急を要している病床数増加をサポートするため、リナック・インディア社の移動式医療集中治療室(ICU)設備の製造にも使用されている。

 

ワクチン保管用断熱パネルに採用

ワクチン保管用断熱パネルに採用

 

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