新型コロナワクチン接種休暇 バンドー化学が5月より導入 

2021年06月08日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は6月7日、新型コロナウイルス感染症罹患時の健康リスク低減ならびにまん延防止等の観点から、ワクチン接種休暇(特別有給休暇)を導入すると発表した。

 対象期間は2021年5月26日から2022年2月28日までで、平日の就業時間中にワクチンを接種する場合、その時間は有給にて就業免除となる。ワクチン接種当日から翌日に発熱や倦怠感等の体調不良が見られる場合は有給にて就業免除、翌々日以降に発熱や倦怠感等の体調不良が見られる場合は年次有給休暇のほか積立有給休暇も利用できる。また、平日の就業時間中に家族のワクチン接種に付き添う場合、接種日当日に限り、その時間は有給にて就業免除となる。

 同社は、これまでも新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて各種対策を講じてきたが、全国的なワクチン接種の拡大に伴う行政の方針に従い、従業員の新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨し、従業員とその家族がワクチンを接種しやすい環境を整えることで、取引先や従業員とその家族の安心・安全を確保するとともに、社会全体での早期収束につなげていく。

 なお同社では、ワクチン接種はあくまで推奨であり、接種するか否かは個人の判断を尊重するとしている。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー