トヨタMIRAIに納入開始 ブリヂストンのトランザ

2021年01月28日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは1月26日、トヨタ自動車が12月に発売した新型「MIRAI」の新車装着用タイヤとして、「トランザT005A」の納入を開始したと発表した。サイズは235・55R19・101V。

 「MIRAI」は、水素を燃料とするFCV(燃料電池自動車)で、ゼロエミッションかつ長い航続距離を走行できる「究極のエコカー」として2014年に初代モデルが発売された。新型「MIRAI」は初代モデルの環境性能に加え、エモーショナルなスタイリングを実現するとともに、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用している。また、FCVならではの加速性に加え、FR高級車用として定評ある「GA―L」プラットフォームを採用し、意のままのハンドリングと静かで滑らかな乗り心地を高度に両立させることで、唯一無二の走りを実現している。

 これまで同社は、トヨタ自動車との長年にわたる共働を通じて、トヨタ自動車が発売する様々な車両の価値の実現に貢献してきた。その中で今回、新型「MIRAI」に装着される「トランザT005A」は、同社独自のシミュレーション技術を活用し、パタンの配列や剛性、さらに接地形状を最適化させることで、静粛性と乗り心地性能を確保したタイヤとなっている。また、低燃費性能などの環境性能にも配慮し、ロングドライブでの快適性と高速運動性能を高次元でバランスさせた「トランザ」ブランドとして、新型「MIRAI」の価値を最大限に引き出している。

 同社は、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」を目指し、引き続きコア事業である足元のタイヤ・ゴム事業の更なる強化と、様々なイノベーションを基盤とした画期的なソリューションの実現を通じて、社会価値及び顧客価値を最大化するとともに、安心・安全なモビリティ社会に貢献するとしている。

TURANZA T005A

TURANZA T005A

新型MIRAI

新型MIRAI

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